現代美術作家 濱田 樹里 公式オフィシャルサイト 展覧会情報や作品を紹介してます。

【プロフィール】
1973 インドネシア生まれ
1999 愛知県立芸術大学大学院研修科終了
【個展】
2002 すどう美術館, 東京
2003 コバヤシ画廊, 東京
2004 コバヤシ画廊, 東京
2005 コバヤシ画廊, 東京
2006 個展 ギャラリーIDF
個展 宮坂画廊
【グループ展】
2000 「POINT」<三人展>すどう美術館, 東京
「第二回雄雄会日本画展」松坂屋, 東京
「岩絵の具の可能性を求めて」古川美術館, 愛知
「三菱電機 info Gallery」三菱電機本社社屋, 東京
「2nd contemporary young painters exhibition from JAPAN」バングラディシュ
2001 「第三回雄雄会日本画展」松坂屋, 東京
2002 「カレンダー原作展」すどう美術館
「第四回雄雄会日本画展」松坂屋, 東京
2003 「5nd contemporary young painters exhibition from JAPAN」バングラディシュ
「第五回雄雄会日本画展」松坂屋, 東京
2004 「第六回雄雄会日本画展」松坂屋, 東京
「岩絵具の可能性を求めてII」古川美術館, 愛知
2005 「異色の日本画展」 ギャラリーIDF, 愛知
「第七回雄雄会日本画展」松坂屋, 東京
2006 企画展「様々な日本画展」 アートスペース羅針盤
第8回雄雄会日本画展 松坂屋
【受賞歴】
1997 卒業制作 買い上げ賞
卒業制作 桑原賞
第十一回青垣2001年日本画展入選
1999 終了制作 買い上げ賞
‘99公募第十二回全国和紙絵画展佳作
第十三回青垣2001年日本画展入選
2000 第十八回上野の森美術館大賞展入選
第十四回青垣2001年日本画展東京新聞社賞

インフォメーション
濱田樹里 展 2008年11月17日(月)-22日(土) 11:30-19:00

コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1F TEL 03-3561-0515
[email protected]

濱田樹里 展 2007年11月12日(月)-17日(土) 11:30-19:00
コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1F TEL 03-3561-0515
[email protected]

濱田樹里 展 2007年5月13日(日)-26日(土)
ギャラリーIDF
名古屋市名東区社が丘1-201・IDFビル2F
TEL 052-702-1206

濱田樹里展 2007年4月3日(火)-29日(日)
ヒルトン名古屋 2F THE SEASONS Art&Dine
愛知県名古屋市中区栄1丁目3番3号
TEL 052-212-1111 Fax: 052-212-1225

濱田樹里 展 2006年11月6日(月)-11日(土) インタビューはこちらから!
コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1F
TEL 03-3561-0515

・・・ 子供のころに暮らしたインドネシアの赤土は、生ずれば滅するという死生観を私に植え付けてくれました。
インドネシアの大地の色は、レンガのような真っ赤な土の色なんです。毎日スクールバスに乗って、赤い土を見ながら学校に通っていましたから・・・今でも真っ赤な夕焼けが、地平線に落ちていく姿が目に焼き付いています。インドネシアの存在は、私にとって原風景に近いもの。人間一人では把握できないような大空と大地が目の前に広がっています。その存在は私に、人間は自然の中のほんの一部に過ぎないということを気づかせてくれました。

・・・「いのち」を描きたい。
子供の頃から物を観察しながら描くことが好きでした。大学で日本画を専攻しましたのは、日本画の鉱物質の絵具の質感に土のイメージが重なったから、日本画を選んだのも、赤い土が影響していると思っています。土は生命を生み出す源、「いのち」が私のコンセプト。ただ日本画といっても、むしろ木彫りやレリーフを作るような手法で描いています。

・・・はじめは人物を描いていました。
人間をモチーフにしたのは、自分にとって一番身近な生き物だったからです。色々な年代の方達をクロッキーしたことが「生命」を考えた動機のひとつといえるでしょう。成熟した女性のラフを描いているのも、生命力が溢れている姿を描きたかったから。それがひとつの渦のような塊になることで、生命記憶の根源を探れないだろうかと、自分の生命がそこの中に込められてしまうぐらいの、 生きている痕跡を画面に残したいのです。

・・・人間は植物や他の生命体と共存している。
人間を夢中で描いている時は分からなかったのですが、もう少し視野を広げ生命を捉え直してみましたら、人間が植物や他の生命体と共存しているのが見えて来ました。むしろ同等の間柄であることに気がついたんです。そこから一気に構図が変わりました。人物が種子(核)になって 花が開いていきました。 誕生から死、再生へと輪廻する形を追って、見上げるほどの大空と大地の狭間で、ほとばしるような生命を描くことができたら、それを念頭において、これからも描いていきたと思います。

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