青黒い平面


2007年5月17日(木)〜5月25日(金) 12 : 00〜18 : 30 日曜休廊
出品作家:市川裕司・西川芳孝・渡邉麻衣子

ギャラリー・しらみず美術 東京都中央区銀座5-3-12 壹番館ビルディング4F TEL 03-3575-0013

◆展覧会趣旨

この展覧会のタイトル「青黒い平面」とは各々の作家が純粋な試みと、抗えぬ感情に向き合うことで表象されていく平面の可能性を互いの個(作品)によって明らかにしていくものである。今回出品する3名はいずれも多摩美術大学を同時期に学び、日本画・版画・現代美術とそれぞれ異なるフィールドおいて、自己に没頭し強い垂直思考によって挑戦を続ける若い作家たちである。各人、60〜80号の作品を二点、他10号以下の小品を5点程出品予定。
同時間を生きる三様の作品をご覧いただければと思います。


市川裕司

extraction 05

extraction 01

打ち寄せる波は生命のゆりかご。
内包する生の可能性を次の一瞬へと託す。
果てしない挑戦の痕跡が風を撫で、水を引き、土の記憶を呼び覚ます。
今、繰り返される万物の流れをなぞりながら、新たな形が喘ぐ声にそっと耳を澄ます。

市川裕司
1979年 埼玉県生まれ
2005年 多摩美術大学大学院美術研究科日本画領域修了
第13回奨学生美術展(佐藤美術館)
個展- deoxyribo nucleic acid − (Gallery.B.Tokyo)
ウインドーギャラリー(ウエマツ画材店)
2006年 real point (佐藤美術館)
個展(コバヤシ画廊)
現在 多摩美術大学日本画研究室助手

西川芳孝

足の多すぎる虫

実のなる木

他人に映る自分と自分の仮面の内側で起こる煩悩と葛藤、
その苦しみから解放を求めるかのように画面を傷つけていく

西川芳孝
1979年 東京都生まれ
佐藤太清賞公募美術展 佐藤太清賞受賞
2005年 堀越泰次郎記念奨学基金 第4回奨学生授与
多摩美術大学大学院美術研究科日本画領域修了
第19回青垣日本画展 入選
第3回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 入選
個展(アートスペース羅針盤)
2006年 個展(アートスペース羅針盤)
現在 無所属

渡邉麻衣子

Transient dreams

some day-sunrise-

目を瞑るとそこにあるもの 
喉に閊えて言葉にならないもの
ふとした瞬間に出てくる光景は、過去の記憶なのか 
それともこれから出会うものなのか
自己との対話のために 
他者と共有する部分を探すために 
創り続けているのかもしれない

渡邉麻衣子
1980年 広島県生まれ
2002年 2人展(すどう美術館/銀座)
2003年 版画作家展(ゴンフレナ/荻窪)
多摩美術大学版画科OB有志展(otto /江古田)
個展(銀座フォレスト/銀座)
2004年 三菱電機本社ビル Info.Gallery展示参加
日本の木版画100年展(名古屋市美術館/愛知)
2005年 多摩美術大学 大学院美術研究科版画領域修了
3人展(平安画廊/京都)
2人展(新宿プロムナードギャラリー)
2006年 The 14th Seoul Space international print biennale 入選
ワークショップ「エンボス版画でクリスマスカード」
現在 多摩美術大学版画研究室副手

(c) 市川裕司・西川芳孝・渡邉麻衣子